ダイエーホークス時代から活躍していた、ソフトバンクホークスの和田毅選手。
最後の松坂世代とも言われる和田選手が、今季限りでの引退を発表しました。
ニュース速報にもなるほどで、衝撃が走りましたよね…
和田毅選手の引退は昨年のFAの人的補償の際にも話題になりました。
今回の記事では、和田毅選手の引退理由について調べてみました。
最後までお付き合いくださいね。
和田毅引退理由①体力や体調問題
和田毅選手はプロ22年目の43歳。
5年前の2019年から肩の痛みと闘いながら投げていました。
さらに10月1日、左股関節を痛め体がどんどんボロボロになる感覚があったそうです。
2023年に球団最年長記録の42歳1か月で勝利投手となったり、通算2000投球回も達成したりするなど、年齢的にも最長記録を樹立するほどです。
その中で、引退という想いが強くなってきたのでしょう。
和田毅引退理由②ソフトバンクホークスの人的補償問題
ソフトバンクホークスは、2023年オフにFAで山川穂高選手を獲得しました。
それに伴い、西武ライオンズへの人的補償で当初名前が上がったのが和田毅選手でした。
球団の顔で、長年ソフトバンクホークスで活躍していた和田毅選手の移籍となると、ファンにも驚きと不安が広がりました。
ソフトバンクホークスがプロテクトした選手は西武ライオンズが人的補償の対象に選ぶことができないのですが、和田毅選手は当初プロテクト漏れしていました。
急遽和田毅選手をプロテクトし、代わりとなったのが2018年のドラフト1位・甲斐野央選手。
これには『和田毅選手の代わりに犠牲になった』と捉えるファンがいただけでなく、和田毅選手も球団に対し不信感が募っていきました。
今回の引退会見でも、
ホークスで選手としての役割というのがだんだん終わりを迎えているというのが出てきて。特に今年はそれを強く感じて。
このように述べていることからも、球団側はもう守ってくれない、球団に必要とされていないと思っていたのではないでしょうか。
和田毅引退理由③若手が活躍する機会を増やすため
オフ時の自主練習でも、『和田塾』として若手とともに練習しています。
2024年の和田塾のメンバーは、ソフトバンクホークスの藤井選手、板東選手、リチャード選手だけでなく、阪神タイガース・大竹選手、ロッテ・小島選手、ヤクルト・嘉弥真選手など総勢16名の大所帯でした。
自分の活躍よりも、若手選手の成長をサポートする立場になってきたので引退を考えたのではないでしょうか。
和田毅引退理由④チームのため
和田毅選手は、引退試合を望みませんでした。
引退に対しても、『和田毅選手のために勝とう!』という雰囲気がチームのためではないとし、引退もひた隠しにしていました。
実際、引退試合も行われることはありませんでした。
これまでも炎上などなく素晴らしい選手でした。
本人としてはひっそりと引退するつもりだったのかもしれませんが、和田毅選手を慕う後輩たちが会見に駆け付ける様子もありました。
周東選手、有原選手、東浜選手、又吉選手などが集まり、花束を渡す場面も見られました。
和田毅引退理由⑤ソフトバンクホークスのリークに対する不信感
FA問題の際もリークが問題になりましたが、引退に際してもリークがあったようです。
引退の際も、前日の来季の戦力外には入っていなかった和田毅選手。
そのため、『継続確定』と報道がでてしまいました。
その翌日の電撃引退。
内部への不信感を募らせてしまったのも仕方がないですよね。
引退に関しては、本当に内密に行っていたようです。
和田毅の引退後は指導者に?
和田毅選手は引退後の道はまだ決めていないそうです。
(記者)指導者としてユニホームを着てみたいですか?
今、現在は終わったばかり。まだまだ今の自分では勉強不足。すぐなれると思ってません。
そんなこと(指揮官)は考えられませんけど、いつか勉強して、そういう日がくれば。そういう形でオファーをいただければ、それに見合う人物になって戻ってこれたらと思います。
インタビューの中でこのようなやりとりがありました。
和田毅を最後見るには?
和田毅選手は引退試合も行わず、特別な引退パレードもありません。
そのため最後和田毅選手をみることができるのが、
11月24日のパレードです。
ぜひ、最後の和田毅選手の勇姿を見にいきましょう!
和田毅引退理由についてまとめ
今回の記事では和田毅選手の引退理由についてまとめてみました。
引退理由は、体力的なところが大きいと思いますが、他にも要因があるようですね。
引退後、少しゆっくりして、また指導者としてや解説者として活躍してくれるのを楽しみにしましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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